①患部に熱があれば脾虚肝実熱証である。
②熱が軽ければ脾虚肝実証である。
③慢性化すると肺虚肝実証となる。
【虚熱】
①圧すると痛み、患部に熱があることもある。
②慢性化すると熱がなくなり、硬結ができて実寒状態になる。
【虚寒】
①股関節痛に虚寒はない。
【実熱】
①感染症などで生じる炎症痛。
②痛みが顕著で腫れ、発赤、熱感がある。
③慢性化すると熱がなくなり硬結が形成される。
【実寒】
①股関節痛が慢性化すると関節周囲の筋肉が硬直し硬結を形成する。
②運動制限が顕著にみられるようになる。
③典型的な瘀血の症状である。
④表面が冷えているので実寒である。
①初期の炎症が強い段階は脾虚肝実熱証。初期を過ぎると熱が下がり、脾虚肝実証。慢性化すると肺虚肝実証になる。
②股関節前面、臀部、大腿部などが痛み、前屈や股関節を開く動作がしづらくなる。靴下の脱着ができなくなると重症である。
①胆経の環跳や肝経の曲泉の圧痛を確認する。
②鼠径部、下腹部の圧痛を確認する。
③仙骨部分の硬結を確認する。
①沈、弦で強い。重按で左関上実。
②実熱があれば数脈が加わる。
【脾虚肝実証】
①大陵、労宮、太都、太白の補法。
②陽輔、外丘、外関、中渚、行間、太衝、中封、曲泉、血海、三陰交等の瀉法。
【肺虚肝実証】
①尺沢、復溜、陰谷、湧泉の補法。
②行間、曲泉等の瀉法。
①環跳、居髎、帰来、気衝などのの圧痛、硬結を確認し用いる。
②局所は虚実を判別して補瀉。
③熱がある場合は知熱灸を施す。
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