膝の前面の痛みは、階段の上り下り、しゃがむ動作、椅子から立ち上がる動作、長く歩いた後などに出やすい症状です。
「膝のお皿のまわりが痛い」
「膝のお皿の下が痛い」
「階段を下りるときに痛い」
「正座やしゃがむ動作がつらい」
このようなお悩みがある場合、膝そのものだけでなく、太もも・股関節・足首の使い方が関係していることがあります。
膝の前面が痛くなりやすい場面
膝の前側の痛みは、次のような動作で出やすくなります。
・階段の上り下り
・しゃがむ、立ち上がる
・正座をする
・長時間歩く
・ランニングやジャンプ
・坂道や下り坂を歩く
・長時間座ったあとに立ち上がる
特に階段を下りるときは、膝のお皿まわりや太ももの筋肉に負担がかかりやすく、痛みを感じる方が多いです。
膝の前面の痛みで考えられる原因
膝の前面の痛みには、いくつかの原因が考えられます。
代表的なものとしては、膝蓋大腿関節まわりの負担、膝蓋腱への負担、太ももの筋肉の緊張、膝のお皿の動きの悪さなどがあります。
膝蓋大腿関節とは、膝のお皿と太ももの骨の間にある関節です。膝の曲げ伸ばしのときに、お皿がスムーズに動くことで膝は自然に動きます。膝のお皿の動きが悪くなったり、太ももの筋肉のバランスが崩れたりすると、膝の前側に負担がかかりやすくなります。
また、膝のお皿の下にある膝蓋腱は、ジャンプ・ランニング・階段・しゃがむ動作などで負担がかかりやすい部分です。スポーツをしている方だけでなく、日常生活で階段や立ち座りが多い方にも痛みが出ることがあります。
膝だけを見ても原因が分からないことがあります
膝が痛いと、どうしても膝だけが悪いように感じます。
しかし実際には、股関節や足首の動きが硬いことで、膝に負担が集中していることがあります。
例えば、股関節がうまく使えていないと、しゃがむ動作や階段で膝が内側に入りやすくなります。足首が硬いと、膝を深く曲げる動作で膝の前側に負担がかかりやすくなります。
そのため、膝の前面の痛みでは、痛む場所だけでなく、太もも・股関節・ふくらはぎ・足首まで確認することが大切です。
所沢鍼灸院での膝前面の痛みへの施術
所沢鍼灸院では、膝の前面の痛みに対して、まず痛みの出る動作を確認します。
・歩いたときの膝の向き
・階段動作で痛みが出るか
・しゃがむ動作で膝が内側に入っていないか
・太もも前面の緊張
・股関節や足首の動き
・膝のお皿まわりの硬さ
・腰や骨盤まわりの負担
これらを確認しながら、膝に負担がかかっている原因を探していきます。
施術では、膝まわりだけでなく、太ももの前側、太ももの外側、内もも、ふくらはぎ、股関節まわりなどを必要に応じて調整します。
膝の前面の痛みは、太ももの筋肉が硬くなっている場合や、膝のお皿まわりの動きが悪くなっている場合があります。鍼で筋肉の緊張をゆるめ、膝が動きやすい状態を目指します。
自宅で気をつけたいこと
膝の前面が痛いときは、無理にスクワットや階段昇降を繰り返すと、痛みが長引くことがあります。
まずは、痛みが強く出る動作を少し減らすことが大切です。
特に、深くしゃがむ動作、正座、長時間の階段、急なランニング再開には注意しましょう。
痛みが出ない範囲で、太ももやふくらはぎを軽く伸ばしたり、股関節を動かしたりすることは役立つ場合があります。ただし、ストレッチで痛みが強くなる場合は無理に行わないようにしてください。
早めに整形外科を受診した方がよい場合
次のような場合は、鍼灸院ではなく、まず整形外科での確認をおすすめします。
・転倒や強い打撲のあとから痛い
・膝が大きく腫れている
・熱感や赤みがある
・体重をかけられない
・膝が変形している
・膝がロックして動かない
・発熱を伴う
・痛みが急に強くなった
このような症状がある場合は、骨折・靭帯損傷・感染などの確認が必要になることがあります。膝の痛みで、体重をかけられない、強い腫れがある、発熱や赤みを伴う場合は医療機関での確認が推奨されています。
膝の前面の痛みでお悩みの方へ
膝の前面の痛みは、膝だけでなく、太もも・股関節・足首の使い方が関係していることがあります。
「階段で膝の前が痛い」
「しゃがむと膝のお皿まわりが痛い」
「歩くと膝の前側が気になる」
このような症状でお悩みの方は、無理に我慢せずご相談ください。
所沢鍼灸院では、痛みの出る動作や姿勢を確認しながら、膝に負担がかかっている原因を考え、施術を行います。
