「布団に入ってもなかなか眠れない」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝起きても疲れが取れない」
このような不眠でお悩みの方は少なくありません。
不眠というと「ストレス」や「自律神経の乱れ」が原因と思われることが多いですが、実際には首や肩、背中の筋肉の緊張が大きく関係しているケースも多くあります。
不眠と自律神経の関係
私たちの体には、自律神経という無意識に体をコントロールする神経があります。
交感神経:活動・緊張・集中
副交感神経:休息・回復・睡眠
本来であれば、日中は交感神経が優位になり、夜になると副交感神経へ切り替わることで自然な眠気が訪れます。
しかし、仕事や育児、人間関係などによるストレスや身体の緊張が続くと、夜になっても交感神経が優位のままとなり、
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・夜中に目が覚める
・朝から疲れている
といった症状が現れやすくなります。
首・肩・背中の筋緊張が睡眠に与える影響
当院では、不眠の患者様を診る際に筋肉の状態を特に重要視しています。
特に緊張しやすい筋肉として、
・後頭下筋群
・胸鎖乳突筋
・僧帽筋
・肩甲挙筋
・頭板状筋
・頸板状筋
・脊柱起立筋
・菱形筋
・胸筋群
・横隔膜
などがあります。
これらの筋肉が硬くなると、
首や肩のこりだけではなく、
呼吸が浅くなる
リラックスしづらい
血流が低下する
常に身体へ「緊張している」という情報が送られる
状態になりやすくなります。
その結果、夜になっても身体が休息モードへ切り替わらず、眠りに入りにくくなることがあります。
鍼灸治療で大切にしていること
所沢鍼灸院では、不眠だからといって睡眠だけを診るのではありません。
まず、
・首の可動域
・肩甲骨の動き
・背中の筋緊張
・呼吸の深さ
・姿勢のバランス
などを確認し、身体全体の緊張状態を評価します。
その上で、筋肉の過度な緊張を和らげるように鍼灸施術を行います。
筋肉が柔らかくなることで呼吸がしやすくなり、身体がリラックスしやすい状態へ変化すると、自律神経も休息モードへ切り替わりやすくなります。
不眠でお悩みの方へ
睡眠薬は眠るための助けになりますが、「なぜ眠れなくなっているのか」という身体の原因までは改善できない場合があります。
もちろん、不眠には睡眠時無呼吸症候群、うつ病、甲状腺疾患など医療機関での診断や治療が必要な病気が隠れていることもあります。そのため、症状が長期間続く場合や日常生活に大きな支障がある場合は、医療機関への受診も大切です。
そのうえで、
・首や肩のこりが強い
・呼吸が浅い
・疲れているのに眠れない
・朝起きても疲労感が残る
このような方は、筋肉の緊張を整えることで睡眠の質が改善する可能性があります。
当院では、不眠を「眠れない」という症状だけでなく、自律神経と筋肉の緊張の両面から評価し、一人ひとりに合わせた鍼灸治療を行っています。
不眠でお悩みの方は、お気軽に所沢鍼灸院までご相談ください。
