腱鞘炎・ばね指

1,証の決定

肝虚証

[1]病証

①腱鞘炎、ばね指は筋の使い過ぎが原因なので肝虚熱証が多い。

【腱鞘炎】

①大腸経の偏歴周辺、手首の陽池周辺の痛みがある。

【ばね指】

①発赤、腫脹のないものが多いが、時に軽い腫脹や自発痛がある。

 

[2]切診

【切経】

①関係経絡の圧痛確認。

②腱鞘炎は圧痛がある場合が多い。

【背診】

①腱鞘炎、ばね指は肩甲骨内縁から膈兪に凝りがある。

2、治療

[1]標治法の治療穴

【腱鞘炎】

①発痛部位に切皮置鍼。

②腫脹、発赤に知熱灸。

③発痛部位の近穴に透熱灸。

【ばね指】

①指周囲に皮膚鍼。

②肩甲骨内側の硬結に多壮灸。